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「tempR」とは

tempRはRのダイナミック官能評価(TDS/TCATA)パッケージ

tempRはフリーの解析ソフトウェア「R」のダイナミック官能評価パッケージです。ダイナミック官能評価のTDSとTCATAに対応しており、TDS/TCATAカーブ・Diffカーブ・Trajectoriesなどのグラフ作成ができます。tempRはコマンド(スクリプト)による操作となります。
付属するデータに「スナックバー」「ワイン」「オレンジジュース」のサンプルデータがありますので、TDSやTCATAの解析練習にもよいでしょう。

tempRの特筆すべき特徴としては下記2点です。
1.「ブートストラップ法による信頼区間の算出」
2.「Trajectoriesグラフの作成」

【ブログ記事】TDS/TCATAのブートストラップ法による信頼区間の推定


tempRで解析できる手法

tempRには様々な関数が含まれています。コンソールからコマンド(スクリプト)を記述することで使用できます。

コンソール画面から関数を使って解析可能な手法

・ヴァーチャルパネルによるシミュレート(ブートストラップ法)
・カーブと差分カーブの作成
・Trajectoriesグラフの作成
・各種関数(データ変換、スムージング、Significant水準の取得等)
・TCATAパネルパフォーマンス(repeatability,replication)


tempRのインストール方法

インストール方法はRの画面から行います。
Rのコンソール画面に下記のように入力してEnterキーを押します。
install.packages("tempR")
※「"」ダブルクオーテーションを付けてください。


tempRの立上げ方法

まず、Rを起動します。
Rのコンソール画面に下記のように入力します。
library(tempR)
※「"」ダブルクオーテーションは無くても結構です。付けても立ち上がります。

正常に起動(パッケージの読み込み)が完了すると何も表示されず、プロンプト「>」が表示されて入力待ち状態となります。


tempRを使う上での注意点

無料で最新手法が扱えるtempRは魅力ですが使う場合には注意が必要です。

1.データセットの持ち方(データの形式)に注意する。
2.ヘルプに記載されていない解析条件の制約がある(一部)。
3.Rは「完全に無保証」です。tempRも同様です。

弊社ではtempRを使ったデータ解析の活用、Rスクリプトの作成など承っております。
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